第46回Fグループフォトコンテスト入賞・入選発表
キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社はじめ会員各社のご協力のもと「第46回Fグループフォトコンテスト」が開催されました。
咄嗟にシャッターを切った感動の光景や心温まる大切なひとときを収めた作品など、今回も全国各地の芙蓉グループ各社から207点と、撮影者の思いも写し込まれた多数の作品が寄せられました。
齋藤康一先生による厳正な審査によって選ばれた各賞を発表いたします。(敬称略)
最優秀賞
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「シャボン玉追いかけて」
小西直昭 (大成建設)
受賞のことば
退職後十年以上経ちますがスナップ写真に魅せられ日々精進しています。おかげで外出の機会も増え足腰の筋肉量の衰えも防げているようで、一石二鳥の健康ライフを送っています。
講評
大きなシャボン玉の光と色合いがとても良く出ていて、そのフニャフニャとやわらかくゆがんだ形もまたなんともいえない感じです。被写体となっているシャボン玉を追いかけている女の子たちの動き方や表情、そして着ている服の色合いの良さも相まって、全体として楽しくかわいらしい雰囲気がとても良く出ている作品だと思います。
優秀賞
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「決意」
藤里 有 (明治安田生命保険)
受賞のことば
子熊を懸命に育てる母熊。今年は鮭が不漁で2頭を育てる苦労は計り知れません。海を見つめる母熊の足元で無邪気に戯れる子熊の成長を祈り、思わずシャッターを切りました。
講評
熊の親子は見つけるのがたいへんなモチーフだと思いますが、打ち寄せる波と熊たちの位置関係がバランス良く収められていて、撮影場所の選び方や角度がとても良いですね。海岸の波打ち際の水の入り方がちょうど良く、親熊の頭の部分をうまく見せている写真だと思います。
優秀賞
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「紙風船」
三好 功 (丸紅)
受賞のことば
コロナ禍の七五三。記念撮影を終え、昔なつかし紙風船で遊ぶ子ら。慣れない着物でちょっと危なかしい……。ホラホラ!思わずシャッターを切りました。
講評
子どもたちが紙風船で遊んでいる場面ですが、人物それぞれに動きのある良い瞬間をとらえています。手前の光の中に人物を入れて背景の影とのコントラストが効いていて、宙に浮かんでいる紙風船が際立っています。かわいく微笑ましい、とても温かみのある作品だと思います。
優秀賞
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「水中の舞」
寺本浩子 (丸紅)
受賞のことば
初めてアーティスティックスイミング大会に行き、今まで見たことのない水中の泳ぎにびっくりしました。すぐ写真におさめました。選んでいただきましてありがとうございました。
講評
よくぞ気が付いてよくぞ撮った、という写真です。アーティスティックスイミングの競技は動きを見るものだと思いますが、切り取った瞬間の動きの面白さと、水の中での面白さがあります。プールの底のコースの線も構図の中で絶妙な位置にあって、俯瞰の高さも良いと思います。
入選
李 東陽「お祈り」(OKIソフトウェア)、蔵田 満「都会の夜」(キヤノン)、岩川辰美「家族」・矢崎拓郎「小さな森」(JFEホールディングス)、川田紀典「花より団子」(損害保険ジャパン)、池田千明「ぎゅぎゅっ!!とかわいい」・湯原翔太「TOKYO 2020」(大成建設)、臼谷幹夫「路傍の花」(大成ユーレック)、藤井英史「雲海」(東京海上日動火災保険)、赤塚ひとみ「息子と大好きなトモダチ」(日清フーズ)、歌田英司「迷いこんだら」(日本精工)、沖本美代子「じゃんけんぽん!」(松田平田設計)、洪 ルヨウ「郷村の春」・越谷守昭「日本ガンバレ」・高野由子「登れない聖地ウルル」・田上あづさ「秋色の渓流」・田上清明「紅葉」・中里美恵「見渡す限り」・早坂美保「夜明けの散歩」(丸紅)、石原将季「航空機降下訓練」(みずほ銀行)
[敬称略・社名五十音順]