第42回Ｆグループフォトコンテスト入賞・入選発表
キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社はじめ会員各社のご協力をえて「第42回Ｆグループフォトコンテスト」が開催されました。
前回から1部門制（テーマ自由）となって応募者それぞれが思い思いにシャッターを切り、今回も全国各地の芙蓉グループ各社から204点と多数の作品が寄せられました。
齋藤康一先生による厳正な審査によって選ばれた各賞を発表いたします。(敬称略)
最優秀賞
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「ほら、こっちよ。」
田上あづさ （丸紅）
受賞のことば
白浜アドベンチャーワールドの末っ子パンダ「結浜」の、1歳の誕生会でのひとコマです。この可愛らしさにもうメロメロ♥遠距離なので手ぶれしないよう柵を支えにして撮影しました。
講評
いかにも小さい子どもを連れて行くように、パンダが飼育係の人に抱きかかえられていて、すごく甘ったれている様子をとらえています。非常にほのぼのとした良い感じが出ていますね。恰好や表情も良かったし全体の画面のバランスも良い、誰しもが好む一枚だと思いました。
優秀賞
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「早朝の輝き」
蔵田 満 （キヤノン）
受賞のことば
前日の夜、榛名山周辺に吹き荒れた雪も明け方には止み、一面の銀世界の中を静かに太陽が昇ってきました。山の神様が出合わせてくれた、素晴らしい一瞬です。
講評
湖面が氷結していて、手前には霧氷がびっしりと付いた樹々、しかも向こう側の山の端から差す太陽の光をきれいにとらえて見せています。その辺りのトーンがすごく上手ですね。また、撮影ポイントも非常に良い、素敵な風景写真となっています。
優秀賞
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「夏の日」
岩川辰美 （ＪＦＥホールディングス）
受賞のことば
少子高齢化が社会化する昨今、沢山の子供さんを伴った家族に出会いました。夏の暑さにも負けない子供さん、その成長を見守るお母さんの幸せそうな表情を切取った一枚です。
講評
子どもたちや母親たちの表情、画面構成や四隅の使い方が良いですね。被写体を黒の背景に落とし込み、手前に光が当たることで人物が浮き上がっています。演出のない瞬間をとらえながらも、ある意味での演出が上手に加えられた一枚です。
優秀賞
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「父の初盆法要」
竹中匡彦 （大成建設）
受賞のことば
生前に父が千里寺へ聞法に勤めていたことを知り、そこでの初盆法要です。ご住職の計らいで内陣への立入と撮影を許していただき、涙をこらえて精一杯の笑顔写真です。合掌
講評
大きなお寺で法要が終わってホッとした時の家族の写真だと思います。人の配置や仏壇の見せ方も上手で、左右の全体のトーンでそれぞれの人物を浮き上がらせています。しかも全員が笑顔で、ひじょうにまとまりの良い記念写真になっています。
入選
●入選（20名）／永島孝重「じいちゃんニコニコ、あたちキンチョー」・永島 葵「夢中にするもの」・野口敦史「田子の浦」（キヤノン）、矢崎拓郎「新たな息吹」（JFEホールディングス）、阿部布枝「アダムとイブ（合成写真）」・川田紀典「祭りの準備」（損害保険ジャパン日本興亜）、堤 紀之「ＳＵＮＳＥＴ」（大成ユーレック）、柄澤美也子「河川敷の菖蒲」・越谷守昭「お相撲さんも大苦戦」・清水麻紀子「ひとやすみ」・白石寿太郎「坂道」・白石美都子「お、自衛艦だ。」・新保由加「Good Luck!」・田上清明「松雨」・中重賢治「未来へ歩む」・中島朋子「猫山水」・早坂美保「スター登場」（丸紅）、池内正浩「これなーに？」・石原基成「グッドミッション」（みずほ銀行）、那須佳恵「未来のキャンペーンガール」（みずほ信託銀行）
［敬称略・社名五十音順］
