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第43回Fグループフォトコンテスト入賞・入選発表

 キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社はじめ会員各社のご協力をえて「第43回Fグループフォトコンテスト」が開催されました。
 何気ない日常を掬い取った一枚や玄人はだしの力作など、今回も全国各地の芙蓉グループ各社から181点と、バラエティに富んだ多数の作品が寄せられました。
 齋藤康一先生による厳正な審査によって選ばれた各賞を発表いたします。(敬称略)

最優秀賞

「朝採り終えて」

臼谷幹夫 (大成ユーレック)
受賞のことば

朝霧が出た日、近くの踏切の田んぼ道で撮影していた際、脇を自転車で通り過ぎる方をローアングルでローカル的な朝の情感が出せればと思い撮りました。

講評

第一印象で、とても優しい雰囲気が漂っていて良いと思いました。霧がかかっていてよくわからないけれど、左右の「止まれ 踏切」と「とまれみよ」の標識からそこが踏切だということがわかります。手前に生えている草の活かし方も素晴らしく、朝の霧の様子と併せて非常に柔らかい感じが表現できている作品です。

優秀賞

「修行」

早坂美保 (丸紅)
受賞のことば

木々の生い茂る雨の永平寺、回廊沿いの雲堂前に修行僧が一人、しばらくすると二人になる、無言の雲水達、凛とした静寂の中、シャッターを押しました。

講評

画面からは、「修行」の厳しさよりも むしろ優しさが伝わってくる作品です。「雲堂」の暗いトーンの中に庭木の明るい緑がとても映えていますね。また雨に濡れた瓦と庭の敷石が黒く締まって、障子の白さと二人の修行僧を上手く描出していると思いました。

優秀賞

「演奏」

蔵田 満 (キヤノン)
受賞のことば

友人のピアノリサイタルの、リハーサルで撮影させて頂いた1枚です。彼女の奏でるショパンのメロディーが、会場内に深く響いていく一瞬を感じて頂けると嬉しいです。

講評

絶妙な位置から撮影されています。真上からのスポットライトで、まわりが黒く落ち込んで演奏風景が強調されている、その光の当たり方を上手く出していると思います。優しい感じでありながら、見せ方、撮り方、場所の選び方が素晴らしく、感心しました。

優秀賞

「アタック」

石原将季 (みずほ銀行)
受賞のことば

通称8耐。鈴鹿の暑い夏に魅了され、7月下旬の炎天下、毎年千葉からロケハンに臨んでいます。綺麗なカラーリングとスピード感、被写体と背景がバランスした一コマでした。

講評

意外に近距離からだと思いますが、「ここしかない」という感じの限られた場所からとても上手に流して撮影されています。赤と白に塗り分けられた縁石と相俟って、オートバイの躍動感が引き立っていて、レースの瞬間をとらえた優れた作品だと思います。

入選

入選 ●入選(20名)/河野達雄「春の兆し」・増田義隆「白い妖精たち」(キヤノン)、岩川辰美「祭りの日」(JFEホールディングス)、伊東壽雄「春の別れ」(損害保険ジャパン日本興亜)、竹中匡彦「日暮れてもなお花見酒」・湯原翔太「紅のカーテン」(大成建設)、堤 紀之「目覚めの朝」(大成ユーレック)、?橋 誠「はじめてのリレー選手」(ニッタン)、柄澤美也子「古代からの目覚め」・越谷守昭「美しきジャンプ」・櫻井武行「語らい」・田上清明「錦の花明かり」・中里美恵「ローズガーデン」・中重賢治「離れないで」・中島朋子「アイネクライネナハトムジーク」・三好 功「隧道のはざまに」(丸紅)、白石美都子「花筏の門出」(丸紅ITソリューションズ)、石原基成「眼光」(みずほ銀行)、船井絵理「Rainbow」(みずほフィナンシャルグループ)、山田哲司「幽谷を走る」(明治安田生命保険)

[敬称略・社名五十音順]

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