第45回Fグループフォトコンテスト入賞・入選発表
キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社はじめ会員各社のご協力をえて「第45回Fグループフォトコンテスト」が開催されました。
感動的な瞬間をとらえた一枚や何気なくも大切なひとときを収めた作品など、今回も全国各地の芙蓉グループ各社から149点と、バラエティに富んだ多数の作品が寄せられました。齋藤康一先生による厳正な審査によって選ばれた各賞を発表いたします。(敬称略)
最優秀賞
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「歓喜」
越谷守昭 (丸紅)
受賞のことば
バレーボール世界選手権準決勝、中国を破り歓喜に浸るイタリアと一心同体でよろこび、興奮し、夢中でシャッターを切りました。まさか最優秀賞とは。ありがとうございました。
講評
見て一瞬は「何だろう?」という感じがあるのですが、よく見ていくとバレーボールの試合で勝った瞬間の選手たちを捉えた一枚であることがわかります。観客席からだと思いますが、撮影ポイントとアングルがとても良いですね。勝利を手にして抱き合い、コートに倒れ込んでよろこんでいる個々の選手たちの動きや表情が良く出ていると思います。
優秀賞
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「帰り道」
岩川辰美 (JFEホールディングス)
受賞のことば
田舎町の祭りの日、祭り帰りの母娘に出会いました。お母さんの笑い顔と手荷物姿、後ろを歩く女の子のしぐさ、子どもさんを思いやる幸せ家族の表情を切り取った一枚です。
講評
雨上がりの道を歩くお母さんと女の子、手に持っているのはお祭りで買ったジュースでしょうか。うれしそうな親子の表情をとても上手く切り取っています。後ろの消防服姿の男性も笑顔で眺めていて、全体的にとてもやさしい、好感を抱く作品だと思います。
優秀賞
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「おっと危ない」
川田紀典 (損害保険ジャパン)
受賞のことば
毎週末に泊まりに来る二人の孫が、近くの公園でラジコンカーを兄が操縦して弟が追っかける様子を撮った一枚です。急に止まったり、走りだしたりして大変でした。
講評
子どもの動きの瞬間をとても良く撮っていると思います。一緒に走っていたラジコンカーがひっくり返ったとたん、うれしそうに飛び上がっている男の子の動きと表情がとてもやさしい感じで、たのしく遊んでいる時間のひとコマが捉えられていると思いました。
優秀賞
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「霧の晴れ間に」
早坂美保 (丸紅)
受賞のことば
濃霧の蔵王ドッコ沼。霧と木立がもたらす幻想的景色。遠くにかすむカップルと一羽のカラス。静寂の中、晴れ間を待っている。霧の晴れ間に見えたのはやさしい空間でした。
講評
霧の中、カップルが沼を眺めている場面。まわりの情景を目いっぱい入れたフレーミングとバランスが良いですね。左右の木立の間の二人の位置が実に良く、左上のカラスも効いています。寄り添って腰掛けている後ろ姿が印象的で、やさしさが伝わってきます。
入選
●入選(20名)/李 東陽「春の円舞」(OKIソフトウェア)、矢崎拓郎「極寒の流れ」(JFEホールディングス)、小島慶子「軍艦」(損害保険ジャパン)、小西直昭「母ちゃんもっとゆすって」・丹羽由美子「晩秋の散策」(大成建設)、臼谷幹夫「哀愁」(大成ユーレック)、佐々木郁太郎「背筋伸ばして、いい気持ち」・佐々木直子「人馬一体」(西松建設)、柄澤美也子「仲良し姉妹」・白石寿太郎「エサ、巨大なり!」・田上あづさ「乱舞」・田上清明「スポットライト」・寺本浩子「バカンス」・中里美恵「海への入口」・野中泰子「レース終了」(丸紅)、石原基成「300㎞/h」・石原智美「とある風景」・川口琢郎「眼光」(みずほ銀行)、船井絵理「小船とヨット」(みずほフィナンシャルグループ)、藤里 有「喰らう」(明治安田生命保険)
[敬称略・社名五十音順]