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機関誌「エフ」

Fグループ コーポレートトピックス 東武鉄道

東武鉄道新型特急スペーシア X
国際エコリゾート日光へ発進!

 東武グループでは、栃木県日光・鬼怒川エリアを重要な観光拠点と位置づけ、歴史、文化、伝統と自然が共生する国際エコリゾートを目指し、そのブランド確立のため『ザ・リッツ・カールトン日光』の開業や『NIKKO MaaS』の導入などを行っています。

 1929(昭和4)年に日光線を全線複線で開通させて以来、東武鉄道では常に時代の先端を行くハイグレードな車両を日光・鬼怒川方面への特急に導入してまいりましたが、このたび、先代の100系スペーシア以来となるフラッグシップ特急として、2023(令和5)年7月15日『スペーシア X』(N100系)がデビューの運びとなりました。
 デザイン面の特徴としては、日光東照宮陽明門、唐門、御本社に塗られた「胡粉の白」を彷彿させる高貴な白の車体カラーリング、沿線の鹿沼組子や、江戸の手仕事を思わせる竹網細工をモチーフにしたデザインを各所に取り入れたほか、東照宮陽明門のグリ紋を想起させる飾り照明を配するなど、丁寧に作られた工芸品のような佇まいで、大切なものを包み込んでいるかのような期待感を演出しました。
 座席は、スタンダードシート、プレミアムシート以外に、特別座席として最高級の展望室であるコックピットスイート、コンパートメント、コックピットラウンジ、ボックスシートと、全6種類のバリエーションを用意しました。上質な居住性をはじめ、カフェカウンターにおいて提供するスペーシアXならではの商品が日光への期待と興味を高め、乗車体験そのものが濃密な日光体験となるようにと考えています。
 また、現行の100系スペーシアと比べ、CO2排出量を最大40%削減する環境性能を備えるとともに、当社初となる高度な除菌消臭機能を有する空気清浄機を搭載しています。

 当面の間、毎日運行する列車を2往復(浅草発9:00、14:00、東武日光発11:55、鬼怒川温泉発16:37)、木・金・土休日の運行はこれに加えさらに2往復(浅草発7:50、13:00、東武日光発10:45、15:43)設定しています。運賃、特急料金の合計では、浅草~東武日光間片道のスタンダードシートが3,340円、プレミアムシートでは3,920円です。4種類の特別座席のご利用には、それぞれの特別座席料金のほか、ご利用人数分の運賃とスタンダードシート特急料金が必要です。
 みなさまのご利用を心よりお待ち申しあげます。

  • 「スペーシア X」先頭車両外観。白い塗装は“胡粉の白”を彷彿させる。

  • 1号車「コックピットラウンジ」のカフェカウンターはビールサーバも備える。

  • 6号車「コックピットスイート」のコンセプトは“走るスイートルーム”。7名まで利用可能。

  • 2号車の「プレミアムシート」は全35席。電動リクライニングを採用。

[本件のお問い合わせ先]
東武鉄道お客さまセンター
03-5962-0102
●『スペーシア X』特設サイト
https://www.tobu.co.jp/spaciax/
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