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Fグループ コーポレートトピックス 京浜急行電鉄

にぎわいを力に「京急ミュージアム」1周年

 「電鉄グループ本社のビル内に、本物の電車を展示する」という、本社機能の横浜移転プロジェクトのなかでも象徴的な取り組みとして整備を行った「京急ミュージアム」は、おかげさまで2021年1月に1周年を迎えました。
 当施設のコンセプトは、『本物』を見て、触れて、楽しむ。昭和初期から活躍し、約2年かけて修繕作業を行った本物の歴史的車両「京急デハ230形」を展示するほか、沿線を忠実に再現した「京急ラインジオラマ」や運転体験コーナー「鉄道シミュレーション」、工作体験ができる「マイ車両工場」など多様な展示や体験を用意。歴史コーナーも設けるなど、お子さまだけでなく、京急グループ本社にご来訪のお客さまにも当社グループの魅力を感じていただけるようにしました。
 しかし、開館直後に新型コロナウイルスの感染が拡大、わずか約1か月で臨時休館に。万全の感染対策を実施のうえ6月にようやく再開したものの、数々の展示変更や入館者数を制限せざるを得なかった、心苦しい1年目でした。

  • 人気の鉄道シミュレーションは本物の運転台。

  • 子どもたちの歓声が響く京急グループ本社エントランス。

 そんな京急ミュージアムですが、2020年12月に第19回日本鉄道賞(鉄道の日実行委員会、事務局:国土交通省)の特別賞を受賞しました。受賞名は「手づくりミュージアムが地域と鉄道会社を元気にする」特別賞。電車をはじめとする各展示を、当社が長きにわたって培ってきた人々の力を結集させ、多くの社員・OBの手づくりによって実現したことや、この施設が地域に新たな賑わいをもたらしていること、本社ビルという立地から社員によい影響を与えていることなどをご評価いただきました。
 当施設の特徴の1つに、本社受付のあるエントランスとミュージアムが、一体空間となっていることが挙げられます(設計:大成建設株式会社一級建築士事務所、施工:大成・京急建設共同企業体)。私たち京急グループ本社に勤務する社員が毎日、エントランスに響き渡る来館者の歓声や笑顔を目の当たりにし、元気をいただくとともに、当社に対するお客さまからの期待を感じ、意を新たにしています。

エントランスからは京急ミュージアム館内が見渡せる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出や面談に制限が求められることもありますが、やがてコロナ禍が明けた暁には、オフィスビルとミュージアムが一体になった京急グループ本社へどうぞお立ち寄りください。

[本件のお問い合わせ先]
京浜急行電鉄(株) 鉄道本部運輸営業部 営業企画課
045-225-9465
「京急ミュージアム」ホームページ https://www.keikyu.co.jp/museum/
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